【中日ドラゴンズ】中田翔選手の獲得と山川穂高選手の去就
西武・山川穂高選手のFA動向が注目されていますが、なかなか決まらない状況が続いています。
本塁打王3回、打点王1回の打撃力は、誰もが認めるところです。
不祥事はありましたが、12球団最低の得点数、本塁打数に悩むドラゴンズの補強ポイントに合致しています。
しかし、打点王3回の実績がある中田翔選手(前巨人)の獲得が決まりました。
同じタイプの山川選手の獲得はあるのか、調査していきます。
一塁手は大渋滞
中田選手が加入することで、山川選手獲りから撤退したと考えています。
中田選手、山川選手ともにポジションは一塁で、右打ちの長距離砲という点も被っています。
先日、中島宏之選手(前巨人)の獲得を発表しました。
中島選手は代打での起用がメインになると思われますが、守備に就くなら一塁です。
来日してから8年間、一塁のレギュラーを務めてきたビシエド選手もいます。
2023年は、自己最少となる6本塁打に終わる苦しいシーズンでした。
しかし、2024年から外国人枠を外れるメリットがあります。
山川選手獲得に向けて動き出す状況ではありません。
流れが変わった出来事
山川選手がFA宣言する前後、ドラゴンズが獲得調査に乗り出すと報道がありました。
その時、中田選手がFA宣言するか不透明で、山川選手は補強ポイントに合致する有力選手でした。
流れが大きく変わったのは、中田選手がFA宣言せず、オプトアウトを行使して巨人を退団した時です。
山川選手、中田選手がFA宣言をした場合、人的補償が発生するとみられていました。
山川選手はFA宣言したことで、獲得した球団は人的補償が発生するリスクを負うことになります。
リスクを考えた時、ターゲットを中田選手にして、山川選手獲りから撤退することは自然な流れです。
球団のメッセージ
ソフトバンクが、山川選手獲りに乗り出したと報道がありましたが、続報はありません。
不祥事か、金銭面か。何が原因で、ここまで所属先が決まっていないのか分かりません。
ルール上、ドラゴンズも山川選手を獲得することはできます。
ただ、メリットは少なくなっています。
人的補償による戦力低下、若手有望株の流出は避けなければいけません。
一塁手も大渋滞しています。
中田選手の入団が決定した時点で、山川選手獲りから撤退したというメッセージが球団から出されたと考えています。
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