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【FA】西川選手がオリックス入り! 人的補償は?セ・リーグに与える影響は?

FA宣言していた広島の西川龍馬選手が、オリックスに移籍します。

西川選手は人的補償が発生するBランクとみられ、広島はオリックスから補償を受けることができます。

球界屈指のバットコントロールをみせ、今季リーグ2位の打率を残した西川選手の流出は、広島にとって大きなダメージとなります。

人的補償を受けないという選択肢もありますが、ダメージの大きさを考えると、ほぼ確実に人的補償を受けると考えています。

そこで今回は、広島が人的補償を使って補強するポイント、セ・リーグに与える影響を考えます。

あの選手の年齢、ドラフトの結果みると・・・

広島が人的補償を使って補強するポイント、それは外野手だと考えています。

西川選手は外野手で、今季は109試合に出場しました。

すっぽり抜ける西川選手の穴、同じ外野の主力である秋山翔吾選手の年齢(35歳)を考えると、外野手を補強すると考えています。

ドラフト会議の指名を見ても、外野手を獲得することが濃厚です。

今年のドラフト会議で、広島は投手4名、野手1名を指名しました(支配下に限る)。

投手4名はいずれも大学生で、即戦力として期待できます。

唯一の野手は、ドラフト4位の仲田侑仁選手(沖縄尚学高)で、登録は内野手です。

西川選手流出のリスクを考えれば、即戦力として期待できる外野手を指名していてもおかしくありません。

秋山翔吾選手の年齢、ドラフト会議の結果を考えると、外野手を獲得することが濃厚です。

ある布石

広島は今オフ、チームトップの19本塁打を放ったデビッドソン選手、昨季17本塁打を放ったマクブルーム選手が退団しました。

両選手の穴を埋めるべく、2人の新外国人選手を獲得していることも、人的補償外野手を獲得する布石ではないかと考えています。

新外国人選手は2人とも内野手で、西川選手の穴を埋めるという意味合いは薄いと感じます。

今季、11本塁打を放って飛躍した末包昇大選手、田村俊介選手の飛躍に期待するとしても、安打製造機の西川選手の穴は大きいです。

今季、投手の主力が退団していないことも、外野手獲得に向かうと考えています。

オリックスのプロテクト

オリックスが誰をプロテクト(28名)するか分かりませんが、オリックスは逸材の宝庫です。

3連覇している要因の1つとして、若手の育成が挙げられています。

プロテクトから漏れる若手が数名いてもおかしくはありません。

オリックスは絶対的エース・山本由伸投手がメジャー移籍することもあり、投手の流出はこれ以上避けたいはずです。

プロテクトされるか微妙なラインの選手がいた場合、投手を優先的にプロテクトする可能性が高いです。

広島にとって、有望な外野手を獲得できる可能性が高まっています。

セ・リーグへの影響は?

セ・リーグ5球団に与える影響は、限定的だと考えています。

将来を見据えれば人的補償でやって来た選手が脅威になる可能性はありますが、来季に限っていえば西川選手ほど脅威になる選手はいないと考えています。

ピンチの場面で迎える西川選手ほど怖い選手はおらず、まさに天才打者です。

いきなり西川選手の穴を完璧に埋められるとは思えません。

それより脅威なのは末包選手と田村選手が爆発的に覚醒することです。

西川選手の穴を誰が埋めるのか。広島はどのような判断を下すのか。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】