【中日ドラゴンズ】現役ドラフトで避けるべきこととは? ~2023~
2023年の現役ドラフトは、12月8日に開催されます。
昨年、ドラゴンズはDeNAから細川成也選手を獲得し、チームトップの24本塁打を放つ活躍をみせました。
補強の目玉となる現役ドラフト。
今年、ドラゴンズが現役ドラフトで避けるべきことを探っていきます。
最悪の事態は回避できるが・・・
避けるべきこと、それはイニングを稼げる投手を放出することです。
リーグ2位の防御率を記録する投手陣は、間違いなく強力です。来季も強みとなります。
2024年度の契約保留選手名簿には、シーズン途中に加入したメヒア投手、フェリス投手の名前が載っていました。
メヒア投手は、先発として8試合に登板。
先発ローテーションの一員として欠かせない存在となり、故障前まで3勝1敗と好投しました。
フェリス投手は、リリーフとして19試合に登板。
10HPを記録し、リリーフの登板過多を和らげました。
両投手の残留が必須だった中、最悪の事態は回避できる方向です。
ただ、これで安心することはできません。
穴埋めが難しくなる可能性
今オフ、岡野祐一郎投手に戦力外通告を行い、イニングを稼げる投手が減りました。
イニングを稼ぐことができる投手がこれ以上チームを去れば、リリーフ陣が持ちません。複数名の長期離脱という事態も考えられます。
来季、鈴木博志投手、福谷浩司投手、橋本侑樹投手の存在が大きくなります。
今季、1・2軍合わせて鈴木投手は90㌄と3分の2、福谷投手は85㌄、橋本投手は55㌄を投げました。
岡野投手は87㌄を投じ、現時点で87㌄分を埋めなければいけません。
上記の3名がチームを去った場合、穴埋めすることがさらに大変になります。
敗戦濃厚な試合で、勝利の方程式を投入せざるを得ない事態も考えられます。
イニングを稼げる投手の流出は、絶対に避けるべきです。
ここまでの補強を振り返れば
ここまで、中島宏之選手や中田翔選手など、獲得した選手5名は全て野手です。
野手の新外国人選手の獲得も考えると、残す補強ポイントは投手に絞ることができます。
もし、松山晋也投手や清水達也投手、藤嶋健人投手が離脱した場合、チームの柱が一気に崩れます。
広いバンテリンドームを本拠地とする以上、投手陣の働きが重要になります。
強力な投手陣ではありますが、選手層を厚くしておくことは必要です。
投手流出の結末
現役ドラフトで投手を獲得したとしても、投手の流出は避けるべきです。
実績ある5名の野手を獲得した分、ポジションに余裕が生まれるのは野手です。
もし、投手が流出したら・・・
新外国人投手の獲得にメドが立っているのか、万が一の崩壊に向かうか、誰かの台頭に期待するかに絞られてきます。
【参考サイト】