2023年の現役ドラフトが、12月8日に開催されます。
昨年、ドラゴンズは細川成也選手を獲得し、第1回現役ドラフトの成功者となりました。
現役ドラフト巧者へ。
今年の流れを予想します。
積極補強に共通点
今年は、外野手を放出し、投手を獲得すると考えています。
これは、今オフの補強が関係しています。
5名の野手を獲得したドラゴンズ。
内野手3名、外野手2名(育成1名含む)を獲得し、課題の野手陣のテコ入れを図りました。
補強した選手には共通点があります。
内野手は全員右打者、外野手は左打者という点です。
内野は、中島宏之選手、中田翔選手が一塁、山本泰寛選手が複数ポジションのバックアップを務めます。
戦力が重なるようにもみえますが、中田選手が故障するリスクを考えると、安心できる状況とはいえません。
レギュラーは決まっていませんが、ビシエド選手も、宇佐見真吾捕手も必要です。
内野と外野を比べると・・・
二遊間と三塁は、石川昂弥選手や龍空選手、村松開人選手など、若い選手が数多くいます。
そこをバックアップをするために、山本選手を獲得しました。
こちらも数でいえば問題ない状況ですが、特に二遊間はレギュラーが固まっていません。
余剰戦力として弾かれる選手が現れ、現役ドラフトのリストに挙がる可能性はあります。
ただ、外野手に比べて計算ができないことを考えると、内野手を放出することは第2、第3の案として、実現しないと考えています。
外野手が有力
外野手は、岡林勇希選手、細川成也選手、大島洋平選手でレギュラーがほぼ決まっています。
そこに、通算602試合出場、57本塁打の実績がある上林誠知選手が加入しました。
守備固めには、後藤駿太選手、加藤翔平選手が万全の態勢で控えています。
期待の若手も、鵜飼航丞選手、ブライト健太選手がいます。
7日現在、新外国人選手の発表がありませんが、貧打に泣いたことを考えると、高確率で野手を獲得すると考えています。
ポジションは外野が有力です。内野は有望株に溢れ、出場機会を奪うことになります。
チーム状況を考えると、野手、さらには外野手を放出することが濃厚です。
ドラゴンズの柱
投手を獲得する理由は、イニングを稼ぐことができる投手が必要だからです。
根尾昂投手、梅津晃大投手、仲地礼亜投手と有望株はいます。
先発ローテーションは、小笠原慎之介投手、柳裕也投手、高橋宏斗投手、涌井秀章投手、大野雄大投手と強力です。
リリーフも、守護神・R・マルティネス投手に加え、藤嶋健人投手、清水達也投手、松山晋也投手など、多彩な顔ぶれが揃っています。
しかし、補強なしでシーズンを迎えるとは思いません。
ドラゴンズの柱は投手です。
まずは先発要員として獲得し、ロングリリーフを見据えることができる投手を獲得すると考えています。(他球団のリストに載っていればですが)
リスト次第では・・・
他球団のリストが分かりませんが、外野手を放出し、投手を獲得する流れが基本になると思います。
もし、左打者の大砲候補がいれば、投手の補強を外国人に切り替えることも考えられます。
2023年、左打者で最も本塁打を放ったのは、宇佐見捕手と岡林選手の3本塁打です。
ドラフトで左打者を獲得せず(支配下に限る)、巧打者が溢れている状況を考えると、可能性としては十分にあります。
しかし、これまでの補強策、チームの強みを考えると、投手を補強することが優先されると考えています。
【参考サイト】