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【中日ドラゴンズ】外れ1位候補に度会選手!? 発言の意図を探ってみた ~10/21~

20日、気になるニュースが飛び込んできました。

26日のドラフト会議で、ドラゴンズの外れ1位候補に度会隆輝選手(ENEOS)が浮上したというニュースです。

あくまで大学生投手を1位指名する方針は変わらないようですが、ドラフト会議まで1週間を切ったところで大きな動きをみせました。

この発言の意図を探ります。

大学生投手が豊作だが・・・

今年の大学生投手は、東都大学野球リーグを中心に豊作です。

すでに広島が1位指名を公言している常廣投手(青学大)をはじめ、武内投手(国学院大)、西舘投手(中大)、細野投手(東洋大)など、東都にハイレベルな投手が集結しています。

大商大の上田投手、名城大の岩井投手、桐蔭横浜大の古謝投手もドラフト上位で指名されることが濃厚です。

当然、他球団と競合する可能性があり、抽選に外れた時のパターンを想定しておくことは必要です。

仮に抽選に外れても、上記に挙げた投手が残っている可能性は十分にあります。ただ、再び競合する可能性も高いです。

外れ1位候補として度会選手の名前を挙げたのは、野手を1位指名する可能性も排除していないというメッセージです。

すでに指名されている可能性も

しかし、渡会選手がすでに1位指名されている可能性も十分考えられます。

今年は他球団の動向が読めませんが、大学生投手が豊作とはいえ、野手を指名する球団も当然出てきます。

その場合、野手ナンバー1評価の渡会選手を指名する可能性が高く、外れ1位で指名するというプランが消滅する恐れもあります。

2位で投手を獲得できるという計算

ドラゴンズは12球団最速で2位指名を行うことができます。

1位指名されなかった有力選手を指名することができ、有望な大学生投手を指名できる可能性があります。

全ては当日のドラフト会議の流れ次第ですが、ドラゴンズにとって幸運の風が吹く可能性は高いです。

有望な大学生投手が複数いる年だからこそ、思い切って野手を指名することもできます。

渡会選手の名前を挙げたのも、2位指名で有望な投手を獲得できるという計算がついているからこその発言だと考えられます。

偶然か、それとも計算済みか

1つ心配なニュースもあります。

フェニックス・リーグに参加していた石川昂弥選手が膝のコンディション不良で離脱するというニュースです。

無理する季節ではないとはいえ、来季も石川昂選手の離脱は想定しておかなければいけません。

そうなると、強打の三塁手をドラフトで補強する必要性が生まれます。

渡会選手は高校時代、内野手でした。

10日に行われたDeNAとの練習試合では、1番・三塁で出場しています。

偶然か、それとも石川昂選手の膝の状態が悪いことを考えての発言か。

石川昂選手の膝の状態を考慮しての発言であれば、渡会選手の名前が飛び出したことも理解できます。

地元密着なら

同じく三塁手であれば、明大の上田希由翔選手もいます。

愛知県出身で、地元密着のドラフト方針を今年も掲げるのであれば、ドラゴンズにぴったりの選手です。

1位・大学生投手、2位・上田選手。こんな上手いドラフト指名ができれば最高ですが、夢物語すぎるかもしれません。

渡会選手の名前がでたことで、上田選手を1位指名する可能性も生まれました。

大学生投手が豊作だからこそ、生まれた発言でしょうか。他球団の動向によって、まだまだ上位指名の駆け引きは続きそうです。

【参考サイト】