yasugonsのブログ

中日ドラゴンズを深掘りします!

中日 泥沼5連敗の理由

今のチーム状態を映す、苦しい野球でした。

4連敗中で迎えた、4月23日の巨人戦(ひたちなか)。初回の守りから流れを手放すプレーが飛び出し、重い先制点を献上しました。

中日・小笠原慎之介投手と巨人・山﨑伊織投手が投げ合う一戦。

チーム状態、相手先発投手の力量を考えると、無駄な失点を避けて接戦を勝ちきることが求められました。

泥沼の5連敗を象徴するような、自ら流れを失った2つのプレーが、勝敗を分けました。

細川選手の守備

1つ目のプレーは、初回の細川成也選手の守備。

1死走者無しから、2番・オコエ瑠偉選手が左安。守備シフトの影響からか、左翼を守っていた細川選手の反応が遅れると、オコエ選手が二塁に。

打球だけをみれば単打で済むところで、得点圏に走者を進めてしまった細川選手の守備。

結果、続く坂本勇人選手の左安で先制点を許し、初回から流れが悪いチームを象徴するかのようなプレーでした。

単打で済んでいれば、坂本勇選手の左安で得点を奪われることはありませんでした。

状況によって配球が変わり、走者を二人溜めた状態で岡本和真選手を迎えることも怖いですが、自ら流れを失ったプレーでした。

勝敗を分けたプレー

2つ目のプレーは、4回の山本泰寛選手の守備。

1死走者無しから、岡本和選手が遊飛。しかし、白球は高々と舞い上がり、最後は風の影響も受けたのか惜しくも落球。

2死走者無しのはずが、1死二塁となり、重い重い追加点に繋がりました。

ミスが起きることは仕方ありませんが、打線の反発力に欠ける今、自ら流れを手放したプレー。

5連敗を象徴するような、勝敗を分けるプレーとなりました。

4戦で3度目も完封負け

前カードでは、3戦25失点の投手陣が注目されました。四死球が絡み、中日本来のペースに持ち込めませんでした。

一方、打線も3戦2得点と元気なし。この日も完封負けを喫し、ここ4戦で3度目の完封負けとなりました。

試合前時点で、打率.100と不調だった林勇選手を6番に据えた新打線で挑むも、いきなり結果は出ませんでした。

ただ、18日以来のスタメン復帰となった三好大倫選手がイニングの先頭で二塁打を放ち、チャンスを演出した場面もありました。

この日のスコアは0-2。守備のミスがなければ試合展開が変わっていたかもしれませんが、着実に中日らしいスコアに戻っています。

1つ勝てば流れが変わる雰囲気があるだけに、この日の試合は前カード以上に惜しいものがありました。

【参考サイト】