yasugonsのブログ

中日ドラゴンズを深掘りします!

立浪監督がみせたメヒア投手に対する信頼

失礼ながら、ここまで立浪監督の信頼を得られているとは驚きでした。

来日2年目のメヒア投手です。

先日、監督の口から開幕投手候補4名が発表され、柳裕也投手、小笠原慎之介投手、高橋宏斗投手と共に、名を連ねました。

候補に入っただけとはいえ、メヒア投手に対する信頼が厚いことを感じさせた発言。

開幕ローテーションの鍵を、メヒア投手が握る可能性が浮上してきました。

週末の対戦相手

3月29日から、神宮球場でヤクルトと3連戦を戦った後、4月から本格的にシーズンが開始します。

6連戦が2度組まれ、月末からGWにかけては変則連戦が控える日程で、早くも先発ローテーションの強固さ、リリーフ陣の負担軽減が求められます。

中でも注目すべきが、週末の対戦相手です。

昨季、リーグ優勝・日本一に輝いた阪神とは2週連続で、リーグ2位の広島とは月初と月末の週末で対戦することが決まっています。

2年連続最下位の中日にとって楽に倒せる球団などありませんが、シーズン序盤から多くの借金を背負わないためにも重要な戦いになります。

3つのパターン+α

金曜日に開幕することを考えると、週末に戦う阪神、広島戦で投げることになります。

開幕戦で白星を挙げることも大切ですが、シーズン序盤の中日を支える大切な役目です。

好投しても、開幕から1ヶ月以上白星がつかないことも覚悟しなければいけません。相手も開幕投手を務めたエース級の投手をぶつけてくるからです。

小笠原投手に2年連続で大役を任せるのか、昨季からの巻き返しを狙う柳投手に託すのか、それとも未来ある高橋宏投手に経験させるのか。

3つのパターンに絞られていると考えていた開幕投手争いに、メヒア投手が参入することは驚きでした。

立浪監督からの信頼・評価

昨季のシーズン途中に加入したメヒア投手は、8試合に先発して3勝1敗、防御率2.23と好投しながら故障で無念の離脱。

フル回転とはいかなかったものの、次年度以降に向けて確かな希望と実力を示しました。

先発ローテーション入りは確実だと思っていましたが、開幕投手を務める未来は想像していませんでした。

それと同時に、立浪監督から相当高い評価を受け、信頼を得ていることが分かりました。

春季キャンプ終盤に発熱で離脱し、開幕投手の「か」の字も考えていませんでしたが、立浪監督の構想を考える上で重要な発言となりました。

開幕ローテの肝になる?

ヤクルトの開幕投手も決まっていません。

18日の練習試合で2回無失点と好投した奥川恭伸投手を、3連戦のどこかでぶつかけられると厄介だと思いましたが、コンディション不良で離脱。

エース・小川泰弘投手、竜キラー・サイスニード投手、高橋奎二投手辺りが登板すると予想しています。

村上宗隆選手、山田哲人選手、サンタナ選手、オスナ選手と強打者しかいない燕打線を、本塁打0、失点0に抑えることは至難の業です。

ビッグイニングを作らせず、鉄壁のリリーフ陣に望みを繋ぐ点差に留めておくことが必要になります。

今まで、先発ローテーションの鍵は梅津晃大投手だと考えていました。

ただ、立浪監督の発言を考えると、開幕ローテーションに限っていえばメヒア投手が鍵を握る予感が漂っています。

【参考サイト】