2024年春季キャンプが始まりました。
新加入の中田翔選手、中島宏之選手、上林誠知選手らのユニフォーム姿がお披露目となり、いよいよ競争が始まります。
初日からシートノックが行われ、少しだけ立浪監督が思い描く構想がみえました。新人の起用法も明らかとなりました。
そこで今回は、内野手のシートノックメンバーを振り返り、立浪監督の構想を探っていきます。
新人を試す布陣
注目は、レギュラーが定まっていない二遊間。
二塁には、福永裕基選手、阪神から移籍してきた山本泰寛選手。
遊撃は、村松開人選手、新人の津田啓史選手、辻本倫太郎選手が務めました。
三塁には、石垣雅海選手とカリステ選手が入りました。
昨季終盤、遊撃手として活躍したカリステ選手が三塁を務める布陣で、まずは新人の力を見極めたいという意向が伝わってきます。
ポイントになる選手
昨季、二塁手としてチーム最多の70試合に出場した村松選手は遊撃。遊撃でも30試合起用されていますが、今後のポイントの一つとなります。
このままのメンバーで開幕を迎えるわけではありませんが、福永選手は二塁のレギュラーを奪うチャンスが来ています。
村松選手を二塁、もしくは遊撃で起用するのか、立浪監督の眼に注目が集まります。
2軍には石川昂弥選手、龍空選手、田中幹也選手、高橋周平選手と、1軍クラスの選手がゴロゴロいます。
新人に積極的に出番を与えることが予想され、村松選手の起用法がポイントの一つとなります。
新人の第一印象
時間をかけて見極めていく必要がありますが、新人2選手の第一印象は想像以上に良かったです。
津田選手は堅実、辻本選手は華のあるプレーを魅せてくれそうだという印象を受けました。
ここに打撃、走塁が加わり、熾烈な争いが繰り広げられていきます。
二遊間のレギュラー争いは、本当に読めません。
経験値で言えば村松選手、福永選手がリードしているだけに、昨季の中日にはない、新しい風を起こすことに期待が集まります。
競争開始
一塁は、中田選手、中島選手、ビシエド選手と豪華な顔ぶれとなりました。
二遊間争いも、いよいよ始まりました。
実戦形式の練習、練習試合、オープン戦で誰が残っていくのか。
大きな期待と、若干の不安が付きまとう2024年シーズンのスタートです。
【参考サイト】