yasugonsのブログ

中日ドラゴンズを深掘りします!

【中日ドラゴンズ】強竜打線を作るには? 猛虎打線から得られるもの

阪神タイガースが優勝しました。9月負けなしの11連勝と圧倒的な強さをみせたタイガース。

選手個々のレベルの高さに加え、岡田彰布監督の采配。来季、連覇を目指すタイガースをドラゴンズは阻止しなければいけません。

学ぶべきものが多くある中、避けて通れないのが野手陣。タイガースに全てを合わせるわけではありませんが、今オフ補強したいポイントが浮かび上がりました。

長打が期待できる左打者

連日、佐藤輝明選手が本塁打を放ち、本拠地・甲子園で優勝を決めたタイガース。ドラゴンズの長打力不足は大きな課題として分かっている中で、注目すべきは左打者です。

林勇希選手、大島洋平選手といった左の巧打者は大勢いますが、長打が期待できる強打者は少ないです。

宇佐見真吾捕手は左の強打者として期待できますが、ビシエド選手が復調気配をみせている今、どうしても出場機会が限られます。

サヨナラ男としての活躍に加え、ベンチに控えている威圧感は貴重です。スタメンでも頼もしいですが、宇佐見捕手以外にもう1人左の強打者が欲しいところです。

球団の思いは伝わってくる

球団も左の強打者不足を認識しているのか、シーズン途中の補強から改善したい思いは伝わってきます。

宇佐見捕手に加え、西武から川越誠司選手を獲得。川越選手はパンチ力が武器の左打者で、代打として活躍が期待されました。

現在は2軍調整中ですが、球団の行動は間違っているとは思いません。トレード相手として有望な若手を放出したことはいまだ疑問ですが、上手く機能すれば野手陣の層が厚くなります。

代打という部分に関しては、来季に向けて期待できるものがあります。

近年のドラフト指名をみると・・・

ただ、宇佐見捕手、川越選手ともに30歳と、まずまずの年齢を重ねていることは認識しておくべきです。

プロで経験を重ね、一振りで試合を決める力がある2人は貴重ですが、数年先を考えると長年レギュラーで活躍する左の強打者が欲しくなります。

ここ数年、ドラゴンズは左の長距離砲をドラフトで指名していません。根尾昂選手(当時は野手)、岡林選手など左打者は指名していますが、どちらも本塁打を量産するタイプではありません。

広いバンテリンドームがネックになっていることは分かりますが、鵜飼航丞選手のような粗くも長打が期待できる選手が必要です。

タイガースに負けていない部分も

外国人選手を補強することで、一時的に課題が解消する可能性はあります。現役ドラフトもあり、必ずしもドラフト会議にこだわる必要はありません。

ただ、どんな形であれ長打が期待できる左打者の獲得は必要になってきます。

左の巧打者が揃っているという点は、タイガースにも負けていません。細川成也選手、石川昂選手の中軸も奮闘しています。

借金は積み重なっていますが、形は出来つつあります。ここに左の強打者が加われば・・・。

簡単な話ではありませんが、そう遠くない未来に強竜打線が完成する可能性も0ではないと思います。

皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】