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【中日ドラゴンズ】最後の最後にドキッ! 野球の神様からの警告!? ~9/16巨人戦~

1対0で迎えた9回表。マウンドには絶対的守護神のR・マルティネス投手。岡田悠希選手、吉川尚輝選手を打ち取り、勝利まで1死。

90%勝利を確信した所で、打席には丸佳浩選手。一発さえ避ければ問題ない。そう考えていましたが、マルティネス投手が異変を訴え、まさかの緊急降板

想定外の事態に球場はザワつき、勝利へ暗雲が立ちこめます。誰が登板するにしても、万全な状態でない事は十分考えられます。

誰がマウンドに登るか注目される中、立浪監督は藤嶋健人投手をマウンドに送りました。

齋藤投手でもおかしくない場面で

丸選手、1番・投手の所には残りのベンチ入りメンバーを考えると代打・秋広優人選手、門脇誠選手、梶谷隆幸選手と左打者が続く場面

防御率0.43の左腕・齋藤綱記投手を起用してもおかしくない場面でしたが、立浪監督は藤嶋投手を起用しました。

万が一の延長戦に備えていたのか、それとも肩が温まるのが早いのか。理由は分かりませんが、藤嶋投手が丸選手から三振を奪い、試合を締めくくりました。

絶対的守護神がいるうちに

過去、何度か触れましたが、マルティネス投手という絶対的守護神がいる今だからこそ、次の守護神を育成する必要があります。

近い将来、マルティネス投手がメジャーに挑戦する可能性、今回のような故障が発生する可能性も否定できません。

今回、立浪監督が藤嶋投手をマウンドに送ったことは、今後に向けて大きな意味を持ちます。

守護神争い始まりの合図!?

藤嶋投手の他にも、松山晋也投手や清水達也投手など素晴らしいリリーフがいます。

松山投手は8回に登板済みでしたが、清水投手も本来の調子であれば9回のマウンドを任されてもおかしくない力を持っています。

藤嶋投手も好投を続け、9回のマウンドを託せる力を持っています。

今回の起用は、次なる守護神争いが本格的に始まることを告げる合図だったのではないでしょうか。

野球の神様からのメッセージ

一瞬、悪夢がよぎりましたが、藤嶋投手の好投によって何とか勝利を掴んだドラゴンズ。

改めてマルティネス投手の偉大さを感じたと同時に、野球の神様から次なる守護神の育成を疎かにしてはいけないことを伝えられたような一戦。

ただ、藤嶋投手をはじめ、松山投手、清水投手と若いリリーフ陣が活躍している現状を考えると、大きく心配することはなさそうです。

【参考サイト】