yasugonsのブログ

中日ドラゴンズを深掘りします!

中日リリーフ陣の2024年シーズンの展望

中日の心臓部・リリーフ陣。ここが崩れれば立浪監督の退任が現実味を帯びてきます。

2023年はロドリゲス投手がまさかの亡命。8回の男が消え、いきなり構想が崩れました。

今回は、リリーフ陣に絞り、2024年シーズンの姿を探っていきます。

注目ポイントの1つ

リリーフで退団した主な投手は、谷元圭介投手、岡野祐一郎投手、鈴木博志投手。

主な新加入の投手は、ドラフト5位・土生翔太投手(茨城アストロプラネッツ)、同6位・加藤竜馬投手(東邦ガス)、梅野雄吾投手です。

新人2人がどこまで活躍してくれるか分かりませんが、即戦力として期待できるのは梅野投です。

ヤクルトから現役ドラフトで加入し、2019年には68試合に登板。通算でも216試合登板、74ホールド、4セーブと、24歳とは思えぬ実績があります。

昨季は5試合の登板に終わりましたが、梅野投手が本来の力を発揮すれば、勝利の方程式に入ることができます。

野投手の活躍が、1つの注目ポイントとなります。

昨季と変わらない顔ぶれ

リリーフ陣の顔ぶれは、昨季とほぼ変わりません。

守護神にR・マルティネス投手を据え、清水達也投手、藤嶋健人投手、勝野昌慶投手らで7・8回を抑えていくことになります。

フェリス投手の残留が決まったことも大きいです。今季もリリーフ陣に負担がかかることが予想され、フェリス投手の存在は登板過多を和らげてくれます。

昨季の開幕時点で左腕不足が心配されましたが、シーズン途中に加入した齋藤綱記投手、復活を果たした福敬登投手、ブレークの兆しがある橋本侑樹投手と、今季は左腕が豊富にいます。

ベテランの祖父江大輔投手、田島慎二投手も控え、リリーフ陣が崩壊することは考えにくいです。

心配なのは・・・

心配な点もあります。松山晋也投手です。

不確定な要素ですが、松山投手は2年目のジンクスに該当する年となります。

マウンドで雄叫びを上げる投球は頼もしいですが、過度な期待は禁物です。

昨季は36試合登板、防御率1.27と抜群の成績を残していますが、松山投手に負担がかかり、長期離脱に繋がってしまえば、将来的にも損失です。

今季は役割を固定し、イニング跨ぎを避ける起用が求められます。

リリーフ陣で苦労しているわけではなく、采配次第で十分に実現可能です。

トレードの可能性

昨季とほぼ変わらないリリーフ陣に、実績豊富な梅野投手が加入します。

新戦力の台頭にも期待がかかりますが、現有戦力でも前半戦までは耐えられます。

今季も中日の心臓部となるリリーフ陣。

危うい兆候が見られれば、積極補強で出場機会を失った野手を放出し、リリーフを獲得するトレードも考えられます。

【参考サイト】