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【中日ドラゴンズ】復活星にプロ初セーブ! 来季に向けて価値ある試合に ~9/25阪神戦~

梅津晃大投手の好投には、文句のつけようがありません。8㌄1失点、来季に繋がる大きな1勝です。

もちろん、この試合のポイントは梅津投手の好投ですが、もう1つの注目ポイントがあります。それは、9回のマウンドに誰を送るかです。

守護神・R・マルティネス投手の離脱後、抑えは藤嶋健人投手が務めていました。しかし、この日は藤嶋投手がベンチ外。

仮にセーブシチュエーションの場合、立浪監督は誰をマウンドに送るのか。注目された9回のマウンドには、勝野昌慶投手がいました。

来季に繋がる抑え・勝野投

今季からリリーフに転向し、ブレークを果たしている勝野投手。離脱した時期がありましたが、試合前時点でチーム4位の46試合に登板。25HPを記録し、リリーフ陣に欠かせない存在となっていました。

前日の試合(24日)の試合は、延長12回で決着がつかず、0対0の引き分け。勝野投手をはじめ、藤嶋投手、松山晋也投手と勝ちパターンの投手が稼働

藤嶋投手がベンチ外となり、誰かが抑えを務めなければいけなくなった状況で、勝野投手を選択したことは来季に繋がります。

立浪監督の英断

松山投手でも来季に繋がりますが、前日の試合で31球の熱投。打者3人、わずか11球で片付けた野投手の好調さを評価したと考えられます。

経験豊富の祖父江大輔投手、福敬登投手に任せることも考えられる場面。2対1の1点差。失点が許されない場面で、ベテランに頼る策も有力だと考えていました。

しかし、立浪監督は勝野投手を起用。2死一、三塁と大ピンチを迎えましたが、最後は勝野投手が踏ん張りました。

得点を許していれば、梅津投手の復帰星が消えています。勝野投手が打たれたダメージ以上に、大きなダメージを負っていた可能性もありました。

価値ある試合

野投手はプロ初セーブ。梅津投手同様、この記録は来季に繋がります。起用の幅も広がり、信頼度も増します。勝野投手にとって、収穫の多い一年となっています。

野投手、藤嶋投手、松山投手、そして現在2軍調整中の清水達也投手。若く、そして経験を積んでいるリリーフが豊富にいることは、来季に繋がります。

梅津投手の復帰も含め、チームは最下位に沈んでいますが暗いニュースばかりではありません。

この1勝、1セーブは、来季のシーズンを振り返る時に、価値ある試合として評価される可能性があります。

【参考サイト】