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【U-18】さすが世代トップクラスの左腕! 国際大会で輝き放つ ~日本VS韓国~

思い描いた1年ではないかもしれませんが、国際試合で存在感を放っています。大阪桐蔭前田悠伍投手です。

7日、韓国戦に登板した前田投手。4㌄を投げ、被安打1の無失点投球。相手に主導権を渡さず、7対1の勝利に大きく貢献しました。

前田投手の活躍が、ドラフト戦線を再び盛り上げます。

真偽不明も、最後は甲子園に届かず・・

昨年、2年生ながら春の甲子園優勝に貢献した前田投手。夏は準々決勝で下関国際高に敗れましたが、名門・大阪桐蔭の次期エースとして誰もが注目していました。

3年生になった今年。甲子園優勝投手になっても驚かないほど飛び抜けた力を持っていましたが、最後の夏は甲子園の舞台に届きませんでした。

春の甲子園終了後、中々登板しない前田投手の状態を多くのメディアが報じました。真相は分かりませんが、何かしら異変が起きていることは伝わってきました。

ドラフトイヤーの今年、前田投手の状態が心配されました。

馬淵監督の期待、信頼伝わる起用

U-18日本代表に前田投手が選ばれた時、驚きはありませんでした。甲子園出場を逃したとはいえ、世代トップクラスの能力を持っていることは変わりありません。

米国戦、韓国戦といずれも重要な試合の先発マウンドを任された前田投手。馬淵監督の前田投手に対する期待、信頼が十分に伝わってくる起用でした。

そんな期待に応えるような前田投手の好投。今大会は9㌄と3分の2を投げて無失点。さすが前田投手、これぞ世代トップクラスの投手だということを証明しました。

球速差を生かした投球

韓国戦の最速は145㌔。47球投じたうち、直球は26球。半数以上が直球で、変化球を混ぜながらも直球を軸とした投球をみせました。

次に多かったのがチェンジアップ。13球を投じ、直球との球速差を生かした投球が光りました。

奪三振は1つですが、内外角、高低を幅広く使った前田投手の投球は高校生レベルを超えています。これまでの不安を吹き飛ばすような、完成度の高い投球をみせました。

評価がさらに上昇!

注目はドラフトです。前田投手の希望する進路は分かりませんが、プロ志願届を提出した場合はほぼ確実に指名されます。

速球派か技巧派か。前田投手の投球スタイルを掴みきることはできませんが、直球とチェンジアップの球速差を生かした投球が続く限り、輝きを放ちます。

大舞台の経験、実績は十分で、早期の1軍デビューも期待できます。国際大会の活躍により、前田投手の評価がさらに上がっています。

【参考サイト】