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中日ドラゴンズを深掘りします!

ディカーソン選手の離脱が影響? 2024初白星へ固めたいポイント ~3/31~

中日の2024年開幕カードは、2敗1分に終わりました。敵地・神宮球場で、最悪の3連敗スタートを避けたことは救いとなりました。

この3連戦で中田翔選手が2本塁打を放つ活躍をみせた一方、細川成也選手が12打数無安打、松山晋也投手が2試合連続失点と昨季台頭した選手が苦しみました。

1戦目、2戦目は中日が先制し、手も足も出なかったわけではありません。

ただ、勝利を挙げるにはディカーソン選手の抜けた穴を埋める必要があります。この穴を埋めることで、中押しできなかった打線に繋がりが生まれます。

日替わり「6番」機能せず

ディカーソン選手が担うはずだったポジションは「6番」。

強化された中軸を終え、下位打線に向かうところで流れを止めない重要な役割です。

開幕戦はヤクルトの先発・サイスニード投手と好相性の木下拓哉捕手を「6番」に上げましたが、安打は生まれず。

2戦目は三好大倫選手、3戦目は田中幹也選手と小技のある選手を日替わりで据えましたが、1度も得点に絡むことができませんでした。

ディカーソン選手は四球を選べ、長打の可能性もある「6番」に最適な選手でした。

三好選手、田中選手も奮闘しましたが、本来はチャンスメイクで輝く選手。上位打線で起用することが望まれます。

穴を埋めるのは・・・

ディカーソン選手の穴は、上林誠知選手、大島洋平選手が埋めることができます。また、一時的に細川選手を起用する策も考えられます。

ディカーソン選手に代わって1軍昇格した上林選手は、昇格即「2番・中堅」でスタメン出場。持ち味である巧みなバットコントロールをみせ、マルチ安打を記録しました。

通算57本塁打とパワーもあり、上位打線でも輝きますがチーム事情を考えると「6番」で起用してもいいと考えています。

大島選手は後ろに繋ぐことができます。昨季はチームトップの打率.289を記録。休養が必要かもしれませんが、足への負担を考えると「6番」が合うと考えています。

不調の細川選手を「6番」に起用する策も考えられますが、あくまで一時的。クリーンナップが1枚抜けるため、復調を促す策として数試合試す可能性があります。

次カードのカギ

中押し、ダメ押しが生まれれば、1戦目、2戦目は勝利が近づいていました。

大型補強を敢行し、昨年にはなかった粘りや打線の厚みが増したことを証明した開幕カード。

勝利には結びつきませんでしたが、守備のミスを減らせば立浪監督が求める野球を実現することができる状態にいます。

2024年初白星へ、「6番」を固めることが次カードのカギとなります。

【参考サイト】