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【中日ドラゴンズ】今季初先発! 来季に向け、根尾投手の起用法について考える ~9/18広島戦~

シーズン132試合目にして、ようやく根尾昂投手が1軍の舞台に帰ってきました。

借金29の最下位に沈むドラゴンズ。巻き返しを狙う来季。根尾投手は戦力になるのか、来季の青写真にどこまで根尾投手の活躍を組み込むのか。

結果と同様、内容も求められた一戦。根尾投手の投球内容を振り返ります。

対右打者を完璧に封じる

6回と3分の2を投げ、球数98球、被安打4、失点4(自責0)。奪った三振は2つ、与えた四球は3つという成績でした。

球速は140㌔後半を計測。直球とフォークを中心に投球を組み立て、手元の集計ではこの2球種で70%以上を占めました。

右打者の外角に逃げていくスライダー、秋山翔吾選手、小園海斗選手に対して投じたカーブも効果的でした。

球が高めに集まる場面もありましたが、特に右打者との対戦では7打数0安打と完璧に封じる好投をみせました。

四球絡むも好投!

降板した7回は、先頭打者への四球がキッカケでした。今季、2軍で76㌄を投げて47四死球を記録している根尾投手。

この試合、四死球がカギになると思われた中で、手痛い四球となりました。降板直前も四球。フォークは低めに制球されていましたが、直球が浮つき始めてました。

後続のリリーフ陣が打ち込まれ、まさかまさかの6失点。勝利投手の権利は消えましたが、根尾投手がまともに打たれたのは坂倉将吾捕手くらいです。

自責点0が示すように、味方の失策も絡んだイニング。四球という課題はありますが、予想以上の好投をみせました。

3回・秋山選手との対戦で・・

まだまだ成長段階ですが、個人的にはリリーフの方が合っていると感じます。昨季、リリーフで登板している時の方が球威があり、投げっぷりの良さを感じました。

3回、秋山選手と対戦した場面。軸としていた直球、フォークに加え、この試合始めてカーブを投じました。スライダーもチラつく中、最後は外角に直球を投じて見逃し三振。

内外角、緩急を上手く使った投球。短いイニングで、じっくりと攻めていけば一流打者にも十分通用すると感じた場面でした。

打者、リリーフ、先発とプロ入りして役割がコロコロと変わっている根尾投手。再び役割を変えることは良くないかもしれないですが、先発よりリリーフの方が可能性を感じます。

リリーフの方が合っている

打者としても鋭い当たりを放ち、安打を記録した根尾投手。改めて、無限の可能性を秘めていることを証明しました。

この才能を潰せば、ドラゴンズや野球界にとって大きな損失となります。

根尾投手の才能を生かすには、先発よりリリーフの方が合っているように思いますが、皆様はどのように考えますか?

【参考サイト】