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【中日ドラゴンズ】プロ13年目のベテラン田島投手にかかる期待と不安

今キャンプで、初めて心配になる投手がいました。タジ魔神こと、田島慎二投手です。

プロ13年目のベテランで、長らく低迷を続けるチームを支えてくれました。

2017年には34セーブ、2020年を除いて毎年20試合以上登板した田島投手は、今季もリリーフ陣に必要です。

しかし、15日に行われたシート打撃では、打者5人に対して2つの四球を与え、1つしかアウトを奪うことができませんでした。

調整段階とはいえ、決め球のスプリットを見極められたことは心配です。

田島投手の魅力が・・・

大きく外れる球はなく、荒れ模様というわけではありませんが、シーズン中だったらと思うとゾッとする内容でした。

この日の結果は、センターに抜けるヒット、レフト線を破る二塁打、連続四球を挟んでセカンドゴロでした。

何かを試しているのか、田島投手の魅力である投げっぷりの良さが今ひとつ伝わってこず、どこかを痛めているのかと心配になりました。

12日の練習試合では、リリーフ陣が6回以降を抑え、中日らしい1点差勝利へと導きました。

田島投手もリリーフとして活躍が期待されているだけに、アピールに成功することはできませんでした。

2軍からの昇格組

1度の登板で全てが決まるわけではありませんが、恐らく2月下旬には2軍調整している選手たちが昇格してきます。

コンディションが良ければ、祖父江大輔投手や福敬登投手といった田島投手と同様、実績のあるリリーフが昇格することになります。

現状では、新人投手で唯一1軍キャンプ入りしているドラフト6位・加藤竜馬投手がギリギリの立場だと考えています。

1年目からフル稼働させるようなチーム状況ではなく、故障しないよう、焦らず経験を積むことができるからです。

DeNAとの練習試合では制球に苦しみ、押し出しを含む2つの四球を与えました。1イニングで27球を要し、一時逆転を許す重苦しい空気となりました。

先輩リリーフ陣が好投していることもあり、加藤竜投手は焦る必要がありません。

それと同時に、リリーフ陣が安定しているからこそ、田島投手の投球が首脳陣に悪く見えてしまった可能性があります。

岩嵜投手の動向も重要に

通算460試合登板、75セーブの実績には文句のつけようがありません。

次回のチャンスで、田島投手らしい投げっぷりの良さで打者を打ち取れば、今回の心配は杞憂に終わります。

この日の投球で真っ先に2軍降格することは考えにくいですが、次回登板では結果が欲しい状況となりました。

2軍調整中の岩嵜翔投手が支配下に復帰すれば、田島投手と同じポジションを奪い合うライバルとなります。

次回登板の結果、内容から目が離せず、場合によっては厳しい判断が下されることになります。

【参考サイト】