情報の正確性は不明ですが、ようやくドラゴンズも補強に動き出しました。
一部SNSで話題になっているのが、ソフトバンクから戦力外通告を受けた上林誠知選手の獲得に向けて、ドラゴンズが動いているというもの。
もし、上林選手の獲得が実現した場合、ドラゴンズにどのような影響を与えるのか。
気は早いですが、獲得調査の背景も含めて探っていきます。
外野手が充実
上林選手の獲得により、確実になるのが外野手の充実ぶりです。
2023年シーズン、ドラゴンズの外野陣は他球団に誇れる形を維持してきました。
2,000本安打を達成した大島洋平選手、侍ジャパンに選出されてる岡林勇希選手、チームトップの24本塁打を放った細川成也選手と、強力な布陣を形成しました。
来季も大きな故障や不振がない限り、この形で開幕を迎えると考えていますが、上林選手が加入することで、外野の層がさらに厚くなります。
打線の繋ぎ役として期待?
上林選手は長打を量産するタイプというより、広角に安打を量産し、その上で本塁打を放つタイプです。
長距離砲というよりは、安打製造機に近いタイプの選手です。
ドラゴンズの左打者には、大島選手、岡林選手とすでにプロ野球界トップの安打製造機がいます。
同じ左打者、同じポジションということで簡単にレギュラーを奪える環境ではありませんが、打線の繋ぎ役として重宝される可能性があります。
2番・6番・7番辺りを任せることができれば、打線に厚みが生まれ、課題の得点数アップも見込まれます。
レギュラー奪取できないと判断??
上林選手獲得の噂が飛び出したのは、大島選手の年齢、期待の若手が来季中にレギュラーを奪取する見込みが少ないと球団が判断した可能性があります。
大島選手は現在38歳。シーズン中の休養が必要になってきた事を考えると、フルでスタメンを任せるには厳しい状況となっています。
ブライト健太選手、鵜飼航丞選手が良さを発揮できれば問題ありませんが、若手の突き上げがなければ、今季の繰り返しになってしまいます。
大島選手はチームトップの打率を残し、まだまだ元気な姿をみせています。ブライト選手、鵜飼選手の長打という武器も、ドラゴンズにとって非常に楽しみなものです。
しかし、来季1軍で戦える戦力のことを考えると、実績があって28歳とまだ若い上林選手に魅力を感じる事に、疑問は感じません。
現役ドラフトにも影響!?
本当に上林選手の獲得が実現したとしても、ドラゴンズ最大の課題である貧打が解消されるわけではありません。
上林選手の動向関係なく、長距離砲は必要です。
また、上林選手の獲得が実現した時、今いる外野手に影響を与えることは確実です。
今年も現役ドラフトが開催されます。
上林選手獲得によって出番の減少が見込まれる選手がおり、現役ドラフトの戦略にも少なからず影響を与えます。
この先は、実際に上林選手を獲得した時、考えていきたいと思います。
まだ噂レベルですが、上林選手の獲得、皆様はどのように考えますか?